停車可
- 撮影日:161103
- 場所:酒田市中央東町 国道112号
あるところにはある、ないところにはない、そんな設置箇所が偏っていると聞く停車可の標識。 一方通行区間で路肩に余裕があり、かつ商店が並ぶエリアのため指定されているものと思われます。 補助標識の文字が消えていますが、よくあるケースだと「自動車(2輪を除く)」とかでしょうか?
帰省したときに探し回ったもの。
あるところにはある、ないところにはない、そんな設置箇所が偏っていると聞く停車可の標識。 一方通行区間で路肩に余裕があり、かつ商店が並ぶエリアのため指定されているものと思われます。 補助標識の文字が消えていますが、よくあるケースだと「自動車(2輪を除く)」とかでしょうか?
公共施設が近いため、指定されているようです。 シルバーゾーンに類する指定例は、他の自治体でも見られます。 例が増えてきたらまとめようかな。
24.02.12追記:スクール/シルバーゾーン系にまとめました。
黒矢印の迂回路標識です。大通りとは県道42号のことで、中央分離帯があるため、左折しかできないことを予告しています。 奥の方には(見にくいですが)「酒田市」表記の標識が。 指定方向外進入禁止標識は規制標識であり、本来公安委員会が設置するものであることから、山形県によく見られる自治体設置の「自主規制標識」と考えられます。
都道府県道は、国道への昇格(1993年まで)や新たな路線認定、それにともなう路線の統廃合などで、欠番が生じている例があります。 山形県も例に漏れず、いくつかの番号が欠番になっています。 山形県道の一覧(Wikipedia)に番号リストはあるものの、 過去の路線の変遷をネット上で確認できる資料がなく、今となっては欠番には謎が残る状態です。 (もっとも、県の資料を請求すればわかるのでしょうが、なかなか機会がなく。。。県の図書館に行く機会があればよいのですが。)
ここでは、庄内地方に痕跡が残っている欠番路線2例を取り上げます。
県道337号は欠番ですが、この路線は鶴岡市(櫛引地域)付近にあったようです。現在は県道349号鶴岡村上線となっています。
鶴岡市西荒屋の街灯に県道337号のシールを発見。県管轄の街灯で、ここが当該路線であったことの痕跡になっています。
国道112号櫛引バイパスをまたいで県道383号との交点に移動。北上方向でこの青看板があります。 県道349号の部分に更新の後があり、少なくともここまでは県道337号であったことを確信しました。 なお、東進方向(突き当り方向)には県道表示がなく、南下方向では、南北の通りが県道383号と表記されています。
おまけ:交差点の少し南側から北を向いたもの。補助標識と思しき「道路せまい」だけが残っているのがなんとも変な感じです。
推測ですが、現在の県道349号のルートの一部区間が、元々県道337号だったのでしょう。 県道349号自体、確か元々旧朝日村落合以南の路線で、国道345号の鶴岡南バイパス開通に伴うルート付け替えの際に鶴岡市大宝寺まで延長されたような覚えがあります。 その仮定で県道337号が統合されたのかもしれません。これが正しければ、(一般に若い番号が優先される原則に反して)より大きい番号に統合されるという稀な例になります。
今度は元々主要地方道だったと思われる旧県道39号です。
酒田市浜田一丁目交差点。新井田川沿いを北上向き。現在は市道になっている区間です。 青看板の標識柱にシールが貼ってありますが... 県道酒田?酒田県道ってことですか?(笑)
鶴岡市加茂付近。現在は国道112号の区間です。ガードレールにヘキサが貼ってありましたが、こちらも酒田と同じく正規?のものではなく、県道 ROUTE表示。 山形県では基本的に道路占有物に路線シールを積極的に貼るところではないのですが...これもひとつの証拠なのでしょうか?
県道39号は、1993年の国道認定で、酒田市(おそらく山居倉庫口)以南の区間が国道112号の延長区間に昇格し、残る酒田市区間が市道に降格したものと考えられます。 路線名酒田鶴岡線は県道38号に存在するので、県道39号線の往時の路線名は、たとえば「酒田加茂鶴岡線」といったものだったのでしょうか?
酒田市内の市道区間については、南から山居倉庫口〜新井田川右岸〜クリーンセンター(県道42号と合流せず東進)〜国道7号というルートだったものと推測します。 こちらについては何かの地図で緑色の線を見た覚えがあります。分かり次第追記します。